梅雨時期ですね。今日は空気がかなり湿っていました。
昨日は祖母の7回目の法要でした。7年が長いようで短いように思えました。
わたしの家族は、家族とのつながりをとても大事にしています。
昔から家族で商売をしていたからでしょうか。四六時中一緒です。
祖母は夜中まで私の両親が働いていた為、両親の代わりといっていいほど私の面倒を
みてくれました。とにかく、躾には厳しく、何から何まで怒られていた記憶があります。
祖母は戦争時代の人ですから物を大事に使うこと、仕事は懸命に働く事、勉学が思うように
出来ない時代に育った分、勉学の大切さを日々教えてくれていました。
『ちゃばしら』を女手で築いてきた人です。厳しくて、恐ろしいけれど、頭は上がりません
でした。強い人でした。何も無いところからの出発で、確固とした信念がありました。
7年の間、わたしも色々な事があり、祖母を正直思い出すことも少しずつ少なくなってきて
いました。昨日の法要で、家族が集まり、ここに自分達が集い、生きているのは祖父母の
存在を改めて感じました。今、生きていたらもっと現実の話をしていただろうと、
仕事のアドバイスをどのように語ってくれただろうか、人生ってそれでも難しいよねと
少しばかり大人のような会話を楽しめたかも分かりません。時々、仏壇前で、祖母には
全て見透かされているわ、きっと。と思います。背中にも目が付いていた人でしたから。
用事を言われ、適当にやっていたときも、後ろを向いた祖母がわたしは全部見えとるよと
何度いわれた事か!!今の私も、祖母から見たら失格でしょう。でも、いつも私は
頑張っているから、みててねと心でつぶやいています。負けず嫌いの血は絶対おばあちゃん
譲りです。祖母の働き振りを模範にして頑張ります。